アートと障害の間

こんばんは。マチルダの澤井です。自分で決めた毎週土曜締め切りを守れていません。なので、今日一本アップ。もう一本は明日で書いて貯めておこうと思います。

この前の土曜日にパートスタッフさんの企画で作陶体験に行ってきました。

ぼくもスタッフさんにまかせっきりであまり準備せずでした。。

車でマチルダを出る直前に「作陶」「建物」「皿への絵付け」の画像をグーグルの画像検索で探してきて、

今から行くところ、
することの見通しを、
写真で、
数人の子どもたちに見せました。
でも、、ぼくの準備が甘いかもしれないなと思いながらもお出掛け。

受付に着いて、うちのスタッフさんがあちら側のスタッフさんと料金の支払いなどで話している間、少し離れたところにあった丸テーブルと椅子四脚くらいに子ども達に腰かけてもらってました。

「待つ」のが苦手な子もいるので、どうなるのかと澤井も少し不安でした。。でも、全然大丈夫だったんですけどね!(←文法的に全然アウトでしょうか。。。)

すると、うちのスタッフさんが挨拶している、青いジャンパー?を着ている職員さんがこちらを遠目に気にしているのが分かります。

僕は あ きっとあの人が今日の僕らのグループの担当だと思い、ちょっとドキドキしながらも挨拶しました。

もう一人、同じ色のジャンパーを着た若い職員さんもいて

ベテラン職員さんが新人職員さんに「せっかくの機会だから(一緒においで)」というようなことを言っているように聞こえました。

その後、団体用の作業部屋に案内されて、みんな無事に移動できました。お子さんの一人は声かけだけでは不安になってしまったのか、初めの丸テーブルから移動したがりませんでしたが、うちのスタッフさんがその困っているお子さんに粘土の塊(これから作陶するためのもの)を渡してくれました。それで、その子も動いてくれて作業部屋にみんなで入れたのでした。

三者三様というか、参加者の子どもそれぞれの参加の仕方でした。そこでこれは私が子どもたちの通訳(おこがましいかもしれませんが)を職員さんにしなくてはと思い

言葉での表現があまり得意でないお子さんについては、私から特徴などをお伝えしました。新人職員の人も障害のある方と接する機会はこれまであまりなかったような感じでした。だで、ちょっと特性の話なんかも調子に乗ってさわいは、してしまいました。終わりが分かりやすい方がやってくれるかもとか。。

ほんで

職員さんが
1人のお子さんの作っている作品に対して、こういう作り方をする陶芸家がいるんですと言ってくれて(菊練り?、重ねて練るような感じのことをしている子がいました)

私は
あー アクションペインティングみたいなことですか?(意図的に無意識な作品を作るみたいな?)と聞きました。
アクションペインティング

職員さんが ちょっと納得してない顔をしていたようにも思います(私がすぐに知っている言葉を使ったからかもしれません(笑))が、そうそうと言ってくれて


障害のある人の作品というのは、その人の世界観を他人の目を気にせずにストレートに表現するところが良いところだと個人的には思っています。そうした、自分のストレートな表現というのは、現代アートの中でも評価されてるらしいです。

だって、ぼくら(ぼくが定型発達≒健常者だとして)は、人の評価を気にせずに絵を描くことはかなり難しくないですか。ほとんど無理ゲ―だと思います。


でね、何が言いたいかと言うとね。
話めっちゃ飛びますよ。

この企画をしてくれたうちのスタッフさんありがとう。
ぼくらについてくれた職員さん二人ありがとう。
照れている子もいたけれど、いつも通りのままでいてくれて
職員さんとなにがしかのコミュニケーションをしてくれた子どもたちありがとう。
その他のスタッフさんもありがとう。

なぜかは分からないんだけど
最後別れ際 1人のこどもと、二人の職員さんにハイタッチしてもらったんです。
ハイタッチ後、子どもがまんめんの笑みで(たぶん嬉しかったんだろうと思う) 職員さんもいい顔になるんですよ。

また来てくださいと言われて、嬉しかったんですよね。

なんでしょうか、ただ優しい人たちに助けられたという感覚ではなく
相互にコミュニケ―ションできた感じが僕の中にあったのかなと。
理解しあうっちゅうことですかね。

夢見がちな夢想家さわい拝

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