学校と福祉の垣根をスモールドリンク

こんにちは。マチルダの児童発達支援管理責任者の澤井です。責任者に成り立ての頃は、同僚たちに「児童~責任者の澤井です」などとずっと言うてました。半年以上経つとそういうフレッシュな気持ちもなくなり、課されている業務が日々押していくことにストレスを抱えながらも、まあギリギリなんとかやっています。


そんなこんなでバタバタと夏休みの早朝から夕方や、夜遅い時もありで、支援と支援準備や事務をしていました。

ふと思ったのは「なんで学校に夏休みなんかあるの?先生たち楽かもしれへんけど、ぼくら送迎もあるし、もうクタクタだよ。夏休みなんてなければいいのに」と。

でも、長期休み以外は学校の先生たち、毎日早朝から晩まで、残業代も出ないなか働いておられるから、まあたかだか1ヵ月の夏休みだからしようがないよな。先生たちがリフレッシュできてくれてるならいいなあとか。

一方で、普段学童みたいなもんですから学校終わりの短時間しかぼくら放課後デイは子どもたちを見てないんです。だで、長時間見ているといろんな気づきや笑顔、意外な瞬間に出会えます。

だで、楽しかったんです。岩屋堂に行って皆で水遊び、バーベキュー、水族館、ドラム・サークル(太鼓)、近所のマルケーにおやつ買いに行ったり、プロジェクター使ってみんなでアニメを見たり、東名ボーリングにも行きました。

お子さんの笑顔が見られたり、親御さんにプログラムでのお子さんの様子をご報告すると、とても喜んでもらえる場面もあり、とても充実した夏休みでした。

肉体的には引いた風邪が治らない(風邪ひいてるのに釣りに行くからやという周囲の視線が辛かった。。釣りがないと心が元気になりません。。)、左腰がまあまあ痛いとなりました。が、この数日やっと体調を取り戻せました。


一年前「みんなの学校」上映会を企画したときに、豊田の学校の先生達と知り合いました。彼女ら、彼らも豊田でこの映画の上映会やってたのもあって、主催の元教員の方と仲良くなりました。

上映会後もおかげさまでたまーに会ってあーだこうだ喋れるようになりました。普段学校の先生とここまで喋れる機会ってないのですごい楽しい。

そうして、見えてくるのはやはり福祉の現場も普通の人で、学校の現場の人らも普通の人なんです。目の前の子どもたちや親御さんのために一所懸命です。お互いやり方や法律やなんやかや違うだけで。

夏休みに疲れ切ったのがやっとひと段落したところで、前から一杯呑みたいねと言うていた豊田の元教員の方と昨日焼き鳥屋に行きました。

昨日その方と一緒に参加した日本特殊教育学会の感想を言い合いながら、

その方は不器用な子の運動面をなんとかしてあげたい、やっぱり40人のクラスだと不器用で苦手感のある子にスポットライトを当てたり、楽しい、もっとやりたいと思わせるのってなかなかできないから

とか

ぼくは僕で運動プログラム(ヨガとか?(笑))や、音楽プログラム(歌ったり踊ったり、「翼をください」「お母さんといっしょ」「スマイル(ゆず)」など)のアイディアをその方の話を聞きながら、普段の活動が個別になってしまいがちなところを、集団としてやりたいなというアイディアを頭の中で温めて

それはそれは楽しい飲みでした(笑)

巻き戻し キュルキュル(VHSビデオテープの音です)

ふと思ったのは「なんで学校に夏休みなんかあるの?先生たち楽かもしれへんけど、ぼくら送迎もあるし、もうクタクタだよ。夏休みなんてなければいいのに」と。

で、その方が今日のシンポジウム楽しかったわと言いながら、普段昼休憩もほとんど学校は取れないし忙殺されるけど、夏休みとかにこういう勉強会に出られるから、嬉しいし大事だということを言っていて。

あーー そうだよなと。現場にいると日々のことや事務処理や色々なことに流されて自己研鑚の気持ちが薄れていくんだよねと。僕も気持ちが弱くなる時がありますが、学校の先生達は長期休み以外毎日6時間くらい子ども見てるから、ぼくなんかよりも研修へ行く時間って普段取れないんだなと。

だで、夏休みは先生達しっかりリフレッシュしたり、色んな研修が各地であるので勉強してくれたら嬉しいなと 昼ご飯だって大人だけで食べたい日もありますよね、それも大事。

昨日呑んだことで、夏休みの支援への責任?やる気があがりました。来年もより良い支援を目指したいなと。

唐突ですが、普段関わっている先生、そうでない人も、親御さんも、うちのスタッフさんも、もろもろみんなの立場や環境の違いに配慮できる支援者でありたいと思ったのでした。

こうやって想像できるから、生ビールが好きなんです(笑)

写真は昨日今日の学会で買ってきたおもちゃです。子ども達喜ぶかな。すぐに壊れませんように。

さわい拝

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